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STAGE5 収録作品:スーパーボンバーマン2[SFC] 作曲者:福田裕彦 概要 本作の最終ステージで流れるBGM。 サントラが発売されていないため正式な曲名は判明していないが、最初のステージの曲名がスーパーファミコンマガジンの付録CDから「STAGE1」と判明しているため、これに則って仮曲名を記載する。 このステージは凶悪ボンバー5人衆のリーダーであるプラズマボンバーがボスを務めるだけあり、照明のギミックが最大の特徴となっている。 ほとんどが暗闇からのスタートの上、明暗それぞれで高速移動を行う敵が出現するという嫌らしいものとなっている。 それだけにとどまらず、狭いステージ構成に隠し地雷や割れる床、移動ブロックといった厄介極まりないステージギミックが目白押しとなっており、長きにわたるボンバーマンシリーズでも最難関クラスとの声も上がるほどの恐ろしいステージである。 あまりの高難度ゆえか、『スーパーボンバーマン5』でも一部のギミックを除いてハブられたほど。 トドメにプラズマボンバーの後に控える事実上の本作ラストボスであるスケルガードが、HP28というシリーズ全ボスNo.1の突き抜けすぎた耐久力と高速突進をもって追い詰めてくることから、ステージも含めたラストバトルの総合難易度は『ボンバーマンGB2』のデススカルと共にハドソンのプレイヤーキラーの次に高いと思われる。 それに反比例するかのように、曲のほうはオーケストラル・ヒットがガンガン鳴り響く熱い曲である。 全体的に高いテンションと疾走感をキープしつつも様々な展開を見せてくれるため聞いていて飽きが来ない。 終盤の盛り上げ方は圧倒されるものがあり、このテンションを維持しながら違和感を全く感じさせることなくループさせる曲構成は、完成度の高さを自ずと感じさせられるだろう。 過去ランキング順位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 722位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 628位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 833位 みんなで決めるスーパーファミコンBGMベスト100 266位
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BATTLE 収録作品:スーパーボンバーマン2[SFC] 作曲者:福田裕彦 概要 本作のバトルモードにおいて、ステージ1,2,3,8,9,10で流れる曲。 曲名は「スーパーファミコンマガジン1994年5月情報号」の付録として付いてきたCDから判明している。 ドラムの重い音色のイントロから始まり、軽い電子音源の音色で構成された疾走感のある曲である。 後半の転調は緊迫感の中に熱さを併せ持ったものとなっており、終盤のドラムでテンションは最高潮を迎えながら違和感なくループする。 ボンバーマンシリーズの対戦曲の中でも特に激しい曲であり、異色の曲としても知られている。 また、『スーパーボンバーマン2』発売の同年に、ボンバーマンのテーマソングとして発表された「Mr.B・Bee」の基本フレーズはこの曲である。 この当時はプリティボンバーの正体とされていたハニーが歌っているという設定で沢口遥氏が歌っており、音楽映像も制作されていたりと当時を知らない人からすれば色々と衝撃的な内容である。 スーパーファミコンシリーズ最終作の『スーパーボンバーマン5』では、『スーパーボンバーマン』の「バトル」と共に松前公高氏のアレンジでバトル曲に選ばれている。 初代の「ボーナスステージ」を源流とする最古参の曲と共に選ばれる辺り、当時から強烈な印象を持たれた曲の様である。 音源が変わっているため、原曲と比べてかなり印象が異なるだろう。 そして20年以上経過した令和の時代に『スーパーボンバーマンR オンライン』で、「BGM バトル1」の名でまさかのアレンジが行われた。 このゲームに多くある、別のゲームで使われている曲をアレンジして収録された曲はゲーム内の説明文で原曲の名称を確認出来るが、このアレンジの原曲の表記は「バトル1」となっている。 当然音源も全く違ったものであるため、これまた印象の異なるものとなったが、疾走感はかなり原曲に近いものとなっている。当時の熱いバトルを思い出すことができるだろう。 過去ランキング順位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 367位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 425位 みんなで決めるスーパーファミコンBGMベスト100 84位(原曲),127位(5) みんなで決める2021年の新曲ランキング 145位(Rオンライン) みんなで決める1990年代の名曲ランキング 55位 サウンドトラック スーパーファミコンマガジン1994年5月情報号特別付録 「STAGE1」「BATTLE」の2曲を収録 Mr.B・Beeボンバーマン
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ボンバーマンってな~に? まぁ、正直こんな方はいないと思いますが、軽く説明させてもらいます。 ボンバーマンとは、キャラクターを動かして、十字(シリーズによっては同心円状に広がるものもある)に広がる爆弾を配置して、敵を倒していくというシンプルなゲーム。 なんで「ボンバーマン」って言うの? 元々は8ビットパソコン用に作られた『爆弾男』というゲームソフトだったが、ファミリーコンピュータへの移植の際に、皇居にロケット弾が打ち込まれるという事件が発生したため、タイトルをボンバーマン(BOMBER MAN)に改めた。 シリーズ一覧 ボンバーボーイ ボンバーマン 93 ボンバーマン 94 ボンバーマン ぱにっくボンバー スーパーボンバーマン スーパーボンバーマン2 スーパーボンバーマン ぱにっくボンバーW スーパーボンバーマン3 スーパーボンバーマン4 スーパーボンバーマン5 とびだせ!ぱにボン ボンバーマンGB ボンバーマンGB2 ボンバーマンGB3 サターンボンバーマン サターンボンバーマンファイト!! 爆ボンバーマン ボンバーマンヒーロー ~ミリアン王女を救え!~ 爆ボンバーマン2 ボンバーマンワールド ボンバーマンウォーズ ボンバーマンファンタジーレース ボンバーマンクエスト ボンバーマンストーリー ボンバーマンMAX ボンバーマンジェネレーション ボンバーマンオンライン(Japan) ボンバーマン 爆風戦隊ボンバーメ~ン BOMBERMAN Act Zero ボンバーマンランド Wii ハドソンキングダム ガチャピン☆ボンバーマン 豆知識 ボンバーマンシリーズの造語として、プレイすることを「ボバる」という。 BOJの攻撃方法 溜め蹴り 爆弾を爆発する寸前でキックすることで、爆弾の移動中に爆破する攻撃のことである。 溜め投げ 爆弾の上で数秒停止し、爆弾を爆発する寸前で投げる攻撃である。 裏投げ 壁の方向に爆弾を投げて、反対側の壁から爆弾を投げ出す攻撃である。 ばら撒き 爆弾をわざと誘爆させないように爆弾を散らし、爆発のタイミングをずらすものである。 カウンター カウンターとは、相手の置いたボムをタイミングよくつなげて攻撃をすることである。 包囲 包囲とは、相手を囲むように格子状に爆弾を置いていき相手を攻撃することである。 チキン 爆弾をなるべく置かないようにして相手の自滅を誘う攻撃スタイルである。 コメント 誤りの指摘や、このページに関する情報がある場合は、このコメントのところに書いてください。 また、裏技・攻略法を見つけた場合や質問がある場合は、こちらの掲示板をご利用ください。 よろしくおねがいします^^ -- (ゼット) 2008-09-16 19 37 19 名前 コメント すべてのコメントを見る 合計: - 現在: - 今日: - 昨日: -
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SUPER BOMBERMAN 3 機種:SFC 作曲者:竹間淳 (JUN CHIKI CHIKUMA) 作曲者・ミュージックプログラマー:星恵太 (KEITA“KRP”HOSHI) サウンドプログラム:佐藤昭洋 (AKIHIRO AKKI SATO)、山本裕直 (YAMAMOTO ACIEEED! HIRONAO) サウンドエフェクト:本間章浩 (ESENAGA H ONMA) 開発・発売元:ハドソン 発売日:1995年4月28日 概要 スーパーファミコンの「ボンバーマン」シリーズ第3作。 外注であった前作から再びハドソン開発となり、ゲームシステムやグラフィックはPCエンジン版の『ボンバーマン 94』をベースにしている。 作曲も再び竹間氏が担当となり、楽曲に関しては『ボンバーマン(PCE)』と『ボンバーマン 93』の曲をスーパーファミコンの音源でアレンジしたものが中心となっている。 サウンドトラックとして『スーパーボンバーマン3 オリジナル・サウンド・トラック(完全版)』が発売されている。 スーパーファミコンのシリーズでサントラが発売されたのは今作のみ。 プロデューサーの笹川敏幸氏によれば、トラックごとにダビングしたものをリミックスしておりスーパーファミコンの音源によるCDとしては他に例をみないほど高水準であるとのこと。 また『ボンバーマン ザ ミュージック』に本作から4曲(うち2曲はメドレー形式で1トラック化)収録されている。 ただし曲名がサウンドトラック版と一部異なっている。 (前作:スーパーボンバーマン2 次作:スーパーボンバーマン4) 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 原曲 補足 順位 M02 SELECT 1 竹間淳 『ボンバーマン'93』より「バトルゲーム メニュー」 NORMAL GAME通常ステージ間移動デモ M15 SELECT 2 BATTLE GAMEセッティング『ボンバーマン ザ ミュージック』の曲名は「バトルオプション」 M00 TITLE 『ボンバーマン'93』より「タイトル」 タイトル画面 M06 BGM 1 『ボンバーマン(PCE)』より「BGM1」 NORMAL GAMEステージ1 モリモリスター M01 OPENING 『ボンバーマン'93』より「オープニング」 NORMAL GAMEオープニング M17 BATTLE 『ボンバーマン'94』より「VS BGM」 BATTLE GAMEBGM M07 BGM 2 『ボンバーマン(PCE)』より「BGM2」 NORMAL GAMEステージ2 アチアチスター M12 PASSWORD NORMAL GAMEパスワード入力画面 M11 GAMEOVER NORMAL GAMEゲームオーバー M14 STAFFROLL 『ボンバーマン'93』より「スタッフロール」 NORMAL GAMESUPER BOMBERMAN 3 STAFF M0B BGM 6 『ボンバーマン(PCE)』より「BGM無敵」 NORMAL GAMEステージ6 バグラーシップ M08 BGM 3 『ボンバーマン(PCE)』より「BGM3」 NORMAL GAMEステージ3 ブクブクスター M0A BGM 5 『ボンバーマン'93』より「クリスタルスター」 NORMAL GAMEステージ5 ユキユキスター M03 SELECT 4 NORMAL GAMEステージ5クリア後(ステージ6開始前)デモ M09 BGM 4 『ボンバーマン'93』より「デューンスター」 NORMAL GAMEステージ4 サラサラスター M13 ENDING 『ボンバーマン(PCE)』より「スタッフロール」 NORMAL GAMEエンディング M0F CLEAR NORMAL GAME各エリアクリア後BGM M0C BOSS 1 星恵太 『ボンバーマン(PCE)』よりサウンドテストSOUND-36 NORMAL GAME五人衆&ラスボス第一形態 M0D BOSS 2 『ボンバーマン(PCE)』よりサウンドテストSOUND-37 NORMAL GAMEラスボス第二形態 M19 VICTORY 竹間淳 『ボンバーマン(PCE)』より「VS優勝」 BATTLE GAMEVICTORY! M04 SELECT 3 『ボンバーマン'93』より「マップ」 NORMAL GAME各ステージ(ステージ2以降) エリア1突入前BGM トラック22-02 7 JINGLES収録音源(仮曲名) JINGLE 1 作:竹間淳 『ボンバーマン(PCE)』より「ステージスタート」 NORMAL GAMEAREA START! JINGLE 2 作:竹間淳 『ボンバーマン(PCE)』より「ステージクリア」 NORMAL GAMEエリアクリア JINGLE 3 作:竹間淳 『ボンバーマン(PCE)』より「プレイヤーアウト」 NORMAL GAMEプレイヤーアウト JINGLE 4 作:竹間淳 『ボンバーマン』より「ゲームスタート」 BATTLE GAMEGAME START『ボンバーマン ザ ミュージック』の曲名は「バトルスタート」 JINGLE 5 BATTLE GAMEPK-ボンバー (歓声&サンバ) JINGLE 6 作:竹間淳 『ボンバーマン(PCE)』より「VSあいこ」 BATTLE GAMEDRAW GAME JINGLE 7 作:竹間淳 『ボンバーマン'93』より「ポイントゲット」 BATTLE GAMEトロフィー授与 サウンドトラック スーパーボンバーマン3 オリジナル・サウンド・トラック(完全版) ボンバーマン ザ ミュージック 本作からは「タイトル」、「バトルオプション」、「バトルスタート」、「バトル」の4曲を収録 関連リンク Super Bomberman 3 / June Chikuma 竹間淳氏本人がSoundCloudにアップロードしている音源
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スーパーボンバーマン4 【すーぱーぼんばーまんふぉー】 ジャンル アクション 対応機種 スーパーファミコン メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 プロデュースハドソン 発売日 1996年4月26日 定価 7,777円(税別) 判定 良作 ポイント 『3』のパワーアップ+アレンジ的な立ち位置しかし新要素は盛り沢山本作独自のシステムや乗り物多し ボンバーマンシリーズリンク 概要 今作の新要素 評価点 難点 総評 概要 スーパーボンバーマンシリーズ四作目。「凶悪ボンバー5人衆」は欠場し、代わってボンバー四天王 ボンバーグレートが登場する。 前作の戦いで脳のみの姿となったバグラーを倒すのが本編の目的。 今作の新要素はなかなか大胆なものが多い。 今作の新要素 新アイテム「プッシュ」。他のボンバーマンを突き飛ばせる。 パワーグローブで他のボンバーマンを投げ飛ばせるようになった。 Bボタンを押すとボンバーマンがふんばり、移動できない代わりに上記二つのアクションに防御できる。 何もしないで立っていると死んでしまうリスクが格段に上昇。上記2つのアクションを使うためのバトルステージもある。 1から久しぶりに「ボムパンチ」が復活(*1)。「パワーグローブ」とは違い目の前の爆弾を飛ばす。 また、二人プレイ限定としてボーナスステージが登場。入るとその時点でそのステージはクリアとなり、更にアイテムを獲得出来るボーナスステージに挑戦出来る。制限時間は30秒。ボーナスステージは爆弾で破壊できない壁に囲まれているか隠されているため、入るには「パワーグローブ」または「プッシュ」を持っていることが必要(*2)。 ノーマルゲームでは敵を乗り物に出来るようになった。敵によってさまざまな能力がある。 乗れる敵は倒すとタマゴに変化し、タマゴを取る事で乗り物に出来る。タマゴは生物系と機械系があり、同系統の卵は最大2個まで予備としてストックすることができ、ボンバーマンの後ろをついてくるが、爆風を受けると消えてしまい、他プレイヤーの接触で奪われてしまう。 乗り物一覧 + 詳細 生物系 トリケラドプス 乗っている間は爆風がソフトブロックを貫けるようになる(貫通ボム)。 アンゴラー 乗っている間はソフトブロック通過の効果を得られる。 スイム Yボタンを押すと一直線にダッシュする。前作の「グリーンルーイ」と同じ。 ハグハグ Yボタンを押すと画面上のソフトブロックを全て破壊する。 クレイジーバルーン 乗っている間はボム通過の効果を得られる。 ボーボー 乗っている間は火力が最大になる(フルファイヤー)。 機械系 ドグーンjr 乗っている間はボムキックの効果を得られる。 ポンポン 乗っている間はボムパンチの効果を得られる。 ダルマン 乗っている間は移動速度が最速になる。 パックンガー Yボタンを押すと直線状に置けるだけの爆弾を一度に設置する。『ボンバーマン 93』の「ラインボム」と同じ。 ガメフライ Yボタンを押すとミサイルに変化し前方へ飛んでいき、何かに当たると強力な爆発を起こす自爆攻撃をする。この乗り物のみ、能力を発動させると失われてしまう。 タンクボン Yボタンを押すと前方に粘着弾を発射し、これに触れた相手はしばらく移動速度が遅くなる。弾の速度は速め。 ダンシングピエロ Yボタンを押すと前方に音符を発射。弾速は遅いが、これに触れた相手はしばらく動けなくなる。 おたすけボンバーの存在 ノーマルゲームの一部ステージにはオリに閉じ込められている仲間キャラ(*3)がいて、爆風でオリを破壊すると「おたすけボンバー」としてプレイヤーの手助けをしてくれる。 適当にマップを動き回って、敵やソフトブロックに近づいたら爆弾を置くだけなので役に立つことは少ない。ちなみに、おたすけボンバーは無敵だが、彼らの置いた爆弾でプレイヤーやアイテムは被害を受ける。 バトルモードではボンバーマンだけでなく、敵キャラであるボンバー四天王 ボンバーグレートも使用可能。 前作で登場したバトルグループシステムとゴールデンボンバー(勝ったボンバーマンが金色になる)も続投。ステージは全10+裏技で出現する2ステージだが、パスワードにより、各ステージの仕掛けやブロックの配置が異なる別の全3パターンに変化させることも出来る。 前作のワールドボンバーズ勢は残念ながら欠場している。 パワーグローブなどで爆弾をボンバーマンにぶつけると、アイテムを複数バラまくようになった。 みそボンの飛距離や火力が上昇。上記の新仕様もあり、残ったプレイヤーにより大きな影響を与えられるようになった。 さらに、通常のバトルモードである「バトルロイヤルモード」に加え、新たに2つのモードが追加された。 「チャンピオンシップモード」 コンピュータの操作するボンバー四天王 グレートと対戦。ルールは3勝先取。負けるとゲームオーバー、全員倒すとエンディングとなる。 ステージは「しびれてぼん」で固定で、最初からアイテムをいくつか所持した状態でバトル開始となる。 エンディング終了時及びゲームオーバー時に、成績に応じてランクが表示される。 最高のランクは「ぼんばーちゃんぷ」。ボンバーマンを使用し、一度も負けずにパーフェクトでクリアする事が条件。(*4) 「マニアックモード」 アイテムの種類や数を自由に決めたり、ハンデキャップとしてプレイヤーの体力を個別に設定できる。ただしステージは「いつもの」で固定。 アイテムは種類問わず9個まで設定可能(*5)で、フルパワーやドクロだらけのステージを作ることも可能。強力過ぎるためかリモコンは出現しないが、バトルゲームでは非常に珍しい耐火スーツを出現させることができる。リモコンより強力な気がするが。 高火力爆弾「デンジャラスボム」 ボムキックされた爆弾同士が衝突すると、合体して「デンジャラスボム」に変化する。また、デンジャラスボムをさらに合体させることで、「スーパー」、「ハイパー」、とより強力になっていく。 特に最終段階である「ハイパーデンジャラスボム」はフィールド全体を炎でを埋め尽くす程の凶悪な火力を持っており、プレイヤーに強い衝撃を与えた。なお、作成手順が多人数プレイを前提とした特殊なものであるためか(*6)、後のシリーズではほとんど登場していない。PS版『ボンバーマン』でデンジャラスボムが再登場した際には、スーパーデンジャラスボムを生成するためにパワーボム同士での合体が必要になるなどの制限が設けられた(ハイパーは登場しない)。 対戦中だとボムキックは多用されるアクションなので、いつの間にか出来上がっていることもあり、バトルを盛り上げてくれる。 その他、ボンバーマンのマスコットというべき「ハニー」「小鉄」に変身出来る「コスプレ」。一定間隔で様々なアイテムに変身していく「セレクトアイテム」が今作のみだが登場。 評価点 魅力的な新要素の数々。 今作のウリの一つであるプッシュシステムは、相手ボンバーマンを爆風の中に押し込んだり、崖から突き落としたり、失敗して自分が爆風に飛び込んだりと、バトルの幅を広げることに成功した。 乗り物の能力に関しても、ボムキック能力やソフトブロック通過といった基本的な能力から、移動速度を下げる弾を発射したり、乗り物がミサイルになって特攻するなど個性的なものが揃っている。 個性的な対戦ステージ。いずれのステージも強烈な個性を持つ。 「のろのろびゅーん」 一定間隔で時間の流れの速さが変化するステージ。ボンバーマンの移動速度・ボムの起爆時間に影響する。 「ぷっしゅでぽとん」 ステージの周囲が崖になっており、不意に近づいてしまうと転落死しかねない危険なステージ(プッシュされない限り、落ちるまでいくらか猶予はある)。パワーグローブで相手を掴み、直接谷底に投げ落とす(*7)という、対人戦ではリアルファイトになりかねない戦い方も可能。 「しびれてぼん」 ソフトブロックが存在しないが、最初からある程度のパワーアップが施されている。プッシュや投げを利用したアイテム強奪戦が熱い。 「ぐるぐるすろっと」 こちらもソフトブロックの無いステージ。ステージ内に設置されたスロットマシーンの目によって様々なイベントが発生する。中には「フィールド一面を埋め尽くすまでアイテムが降ってくる」、「アイテムではなくスーパーデンジャラスボムが降ってくる(*8)」、「ドクロ大量出現&無条件でサドンデス発動」といった強烈なものも。 対戦で、一部のプレイアブルキャラに特性が設けられた。 ボンバー四天王とボンバーグレートについては、本編で使用していた特殊能力を対人戦でも使用できるというもの。 前作までの対戦用プレイアブルキャラ達は、カラーバリエーションもしくは見た目の個性化だけで能力自体は均等だったので、本作での差別化は画期的と言える。 能力には長所と短所があり、スーパーボンバーマンシリーズで初めての試みながらバランス良く機能している。 強力過ぎる能力は、使用後に一定時間パワーダウンするという対戦用の調整がある。 しかしこのデメリットを無くすことができるパスワードも存在し、パスワード適用後は強キャラがますます強くなり、強キャラ同士でより過激なゲームバランスを楽しむこともできる。 マニアックモードによる対戦のカスタマイズが熱い。 出現アイテムを極端に偏らせることで、既存ステージには無い個性をプレイヤーの手で作り出せる。 また、体力設定の項目の登場により、シリーズの「爆風に巻き込まれると即死」という対戦の常識を覆した。 体力の最大値は5。被弾後はわずかな時間だが無敵にもなるので、肉を切らせて骨を断つような強引な戦法も可能。 体力は個別に設定できるので、初心者は多め・上級者は少なめとすることも可能。 パンチアイテムの復活。 上記の数々の変更点と比べると一見地味なのだが、ボムパンチは通路を2つ以上のボムで塞がれた場合に、それを撤去できる唯一のアイテムである。つまりボムキックでは打開できない局面を打開できるアイテムであり、これの有無によって生まれる攻防要素は決して浅いものではない。 次回作でバトルモードの景品の最高峰がハートかパンチのどちらかになったという点からも、その重要性がうかがえる。 難点 ノーマルゲームではあちこちにボーナスステージへの入り口があるが二人同時プレイでないと行けない。 但し、ごく一部のステージにあるボーナスステージは特定のアイテムを所持していれば強引に入ることも可能。 ノーマルゲームのボリュームが前作より低下。 ステージ数が1つ減ったうえに、最終ステージはいわゆるボスラッシュである。ただしボスラッシュはボンバーマンシリーズとしては初めての試みな上に、今作は全体的にボスの難易度は高い。 対戦モードにて、ステージを毎試合おまかせでランダムに決められる機能が無い。 対戦モードの一部ステージではCPUが強さを最大に設定していても勝手に自爆してしまうことが多く、簡単に勝ててしまう。 特に、ステージ8「ぐるぐるすろっと」では何故か無防備のまま立ち尽くすCPUが続出するため、せっかくのギミックを楽しめないままバトルが終了してしまうことが多い。 乗り物の一つ「ダンシングピエロ」が他のどの乗り物よりも強すぎる。 音符弾を飛ばし当たった相手を踊らせる。踊ってる間は完全に無防備になり隙だらけになる(*9)。弾速がかなり遅いという欠点を補ってもなお余るほど強力。 ノーマルゲームではステージ4の後半と登場は遅めだが、一度入手してしまえば以降の雑魚敵や中ボスは全くと言っていいほど相手にならなくなる。初戦闘で完封されるボンバーバズーカやボンバーグレートはお約束。 キャラの特殊能力にも格差がある。 特にジェットボンバーが強キャラとされ、使用後に一定時間パワーダウンするものの特殊能力発動中は無敵の為、高速移動中の際のジェットの噴射の火力で敵を倒したり、挟み撃ちされても特殊能力を使用することで容易に回避することができる。 なによりジェットボンバーは同じく使用するとパワーダウンするバズーカボンバーとボンバーグレートの能力を併せ持ってさらに体当たりという+アルファまであるという能力の盛りっぷりであり、この2キャラの立場が非常に薄い(*10)。 これを反省してかボンバーマン(PS版)では各キャラの特殊能力の性能のバランス調整が計られている。 BGMに前作からの使いまわしが多い。 新規曲は、各ステージBGMやラスボス戦、OPとタイトル画面とED、ゲームオーバーくらいである。(*11) 一応、新規曲も多くがPCE版のアレンジではあるが、これが短所に挙げられることはあまりない。 「ボムキック」がボンバーマンシリーズ中でも随一の凶悪性能を誇る。 ボムキックは体当たりした爆弾を前方に蹴り飛ばせるアイテム。遠くに飛ばしたり、任意に止めたり出来るのはシリーズ共通だが、この作品のみ、ボタンで爆弾を任意に止めた後そのボタンを押しっぱなしにしておくとなんと爆弾が固定される。これを知っている人が行なうと、爆弾に挟み込まれた際に今までボムキックで脱出出来たのが、今作では脱出不可能になるという事態になってしまう。 ただ、これの影響でパンチアイテムの重要性がこれまでより増しているとも言える。 パンチとプッシュの相性の悪さ。 共にYボタンで発動するため、ボムをパンチでどけようとしたらキャラまで1歩前進してしまう。プッシュを取らないぐらいしか対処法が無い様子。 プッシュの効果はミスするまで続くので、ノーマルゲームではむしろ取らない方が良いことも。ボムキックとボム通過のように、後に取ったアイテムに上書きされる仕様だったら使いやすかったのだが。 アイテムを取り過ぎるとかえって使い勝手が悪くなるという点はある意味バランスが取れているともいえる。ちなみに、CPUは爆弾をパンチ感覚で押し出してよく爆風に飛び込む。 隠しステージが練りこみ不足。 ジョイパッドによる連射機で出現する隠しステージの1つ「はたはたとりとり」は旗が存在し、旗が燃やされると色に対応したキャラクターも退場する。自分と旗の二つを守るという発想は面白いのだが、この旗を持ち上げれば解決してそれっきりになるので死に要素となっている。しかも出現するアイテムも、旗を持っていても影響無しのものばかりなうえ、CPUも同様に持ったら持ちっぱなしなので尚更。一応、四天王 ボンバーグレートの特殊能力の使用を抑制する効果はあるが、むしろ面白さを阻害してしまっている。 特にジェットボンバーは持ったまま特殊能力を使用すると、持っている旗を焼いてしまうのでうっかりどころではなくなる。 誘爆の仕様が従来と異なり、起爆した爆弾に誘爆する爆弾も含めて全て一度に爆発するようになった。また、起爆時間も早くなっている。 この仕様は今作のみで、次回作では改善されている。 パスワード画面で入力失敗した場合、失敗演出が出た後タイトル画面に戻される、そのため再度パスワードを選択しないといけない。しっかり覚えておけば問題は無いがなぜこんな手間のかかる仕様になったのか。 総評 新要素によってさらに過激になったボンバーマン。 ちょっと荒削りな部分も見えるが、十分遊べる出来。
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード龍伝説 -パソコン通信探偵団事件ノート9- 発行年月日 2001/05/25 ページ数 270ページ ISBN ISBN10 406148558X ISBN13 978-4061485587 前の作品へ | 次の作品へ
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登録日:2019/10/07 (月) 22 00 17 更新日:2023/06/01 Thu 02 14 13NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 SFC みそボン クイズ電脳ウォーズQ ゲーム スパボン スパボン3 スーパーファミコン スーパーボンバーマン スーパーボンバーマン3 ハドソン バグラー ボンバーマン ボンバーマンシリーズ マザーコンピューター ルーイ ワールドボンバー 凶悪ボンバー5人衆 天才てれびくん 惑星 星雲 荒井注 かわいいニューキャラクター「ルーイ」が SFCに登場! 『スーパーボンバーマン3』とは、1995年4月28日にハドソンから発売された、SFC『スーパーボンバーマンシリーズ』第3弾のタイトルである。 CM バーイ、ハドソンッ! あゝ、踊り子はまだ宴席だ。文芸大作、スパボン3ィィィッ!!!道がつゞら折になっていよいよ天城峠に近付いたと思う頃…凶悪ハニーだ!!天城七輪の山道で、きっと追いつき…小鉄もいるぞ!! 油断大敵・凶悪ハニー 踊り子の今夜が穢れるのであろうと悩ましかった…。 うわさが・うわさの おじゃま虫 なーに見てんだよ! SUPERスーパーボンバーマン BOMBERMAN3 気取ってないで買わなきゃ、ハドソン♪ 白ボンと荒井注が日本全国を旅するという連続ドラマ形式になっている。ここに挙げたのは静岡編。 概要 キャッチコピーにあるとおり、ボンバーマンのサポートキャラ「ルーイ」がSFC版に初登場しているのが大きな特徴。 グラフィックがPCエンジン版に近くなり、ノーマルゲームのBGMもPCエンジン版(無印、'93)のBGMをアレンジしたものが使われている(*1)。 時系列的には『スパボン2』と『'94』の後に当たる。 ノーマルモードでは、悪の科学者・バグラーによって『スパボン2』の敵だった凶悪ボンバー5人衆が復活し、ボンバーマンに戦いを挑んでくる。 今回の舞台はボンバー星雲にある5つの惑星とバグラー達の本拠地・バグラーシップ。 各惑星は4つのエリアに分かれており、全てのエリアをクリアすると、その惑星を支配しているボスとの対決となる。 ステージ6は8エリア構成で、6-8にはラスボスのバグラーが待ち構えている。 だが今回はエリアが幾つかに分かれている場合があり、合計すると全54エリア+ボス戦6回となる。 後半になるに連れてエリア数が増えていく。 今回から2人プレイが復活しているが、残機は共有制となっている。 残機が残っていれば途中からの乱入も可能だが、残機ゼロだと参加出来なくなる。 なので下手な人と組むと思わぬピンチに陥る事も。 各エリアにはコアメカが配置されており、全て壊すとゴールか次のエリアに進める。 敵を全滅させなくても良くなったので、手際よくコアメカだけを壊していけばスピードクリアも可能。 ただし本作から、グローブで持ち上げた爆弾を敵に当ててもダメージが入らなくなっているためしっかり爆風を当てる必要がある。 今回からクリア済みのエリアに戻れるようになっているので、ボス戦の前にアイテムを集めて強化する事も簡単に出来るようになった。 ちなみにクリア済みのエリアでは改めてコアメカを壊さなくてもよくなっている。 但し、ステージ5のボスを倒すとステージ6が現れ、以降はクリア済みのエリアに戻れなくなってしまうので注意。 今回からボンバーマンが喋るようになった。声は『キテレツ大百科』のコロ助でお馴染みの杉山佳寿子が担当。 例:「わー!」「しまった!」「勝負だ!」「やったぞー!」等々 今回も隠しパスワードによって、フルパワーの状態でステージセレクトが可能。 また別のパスワードを使えば、ザコキャラが強化された「ハードモード」を遊ぶ事が出来るようになっている。 フルパワーのパスワードとの併用は出来ないので、腕に自信のある人は挑戦してみるのもいいかもしれない。 なお、本作と次回作の『スーパーボンバーマン4』は、ビーダマンシリーズとのタイアップとして作られている側面もあり、 初代『爆外伝』は本作の、『爆外伝2』は次回作の外伝的作品となっており「爆外伝」という名前はこの頃の名残である。 (尤も『爆外伝3』以降は本編との繋がりは完全に断ち切られ全くのオリジナル作品となっていくのだが) あらすじ かつての戦いでボンバーマンに敗れた悪の科学者、プロフェッサー・バグラー。 だが宇宙征服の野望は諦めておらず、とある星に廃棄されていた凶悪ボンバー5人衆を回収して蘇らせ、再び宇宙侵略を開始した。 バグラーは5人衆に命じ、ボンバー星雲の5つの惑星にあるマザーコンピュータの制御チップを強奪し、惑星を征服させる。 バグラー復活の知らせを受けたボンバーマンは、バグラーの野望を阻止するためにボンバー星雲へ急行。 制御チップを取り戻すため、まずは木々の生い茂る惑星・モリモリスターへ降り立った。 登場人物 ボンバーマン(白ボン&黒ボン) 主人公。 バグラーがボンバー星雲の5つの惑星を支配したと知り、彼の野望を打ち砕くために星雲へ向かう。 ちなみに今回から黒ボンは白ボンの相棒という事になっている。『ぱにボンW』で色々吹っ切れたのかもしれない。 ルーイ 『ボンバーマン'94』で初登場した、カンガルーあるいはウサギに似た生物。 ボンバーマンと戦ってくれるお助けキャラ。 タマゴを取ると5種類いるうちのどれかのルーイが現れ、乗る事が出来る。 それぞれアイテムでは得られない特殊能力を持っており、うまく使えばノーマルゲームやバトルゲームを有利に進める事が出来る。 ルーイに乗っている状態でダメージを受けても、ルーイが消えるだけでミスにはならない。 早い話がアイテムのハートを持っている時とほぼ同じ状態となる。 【ルーイの種類】 ●グリーンルーイ 高速移動が出来るようになる。 障害物に当たるまで止まる事が出来ないので、前方に何もない事を確かめてから使うようにしないと自滅する恐れもある。 ループなどで障害物が存在しない場合は一周すると止まる。 ●ピンクルーイ ジャンプする事が出来る。 障害物を飛び越えたり、爆風を避けたり出来るのでなかなか便利。 ●ブルールーイ 前方の爆弾をキックで蹴飛ばせる。 『スパボン1』にあったパンチと同じ感覚で使える。 ●イエロールーイ ソフトブロックを蹴って動かせる。 先にソフトブロックがあった場合は、連続してブロックが移動する。ザコ敵や対戦相手を閉じ込めたり出来る。 しかしソフトブロックありきの能力であるため、ボス戦やバトル終盤ではただの残機になってしまう。 ●ブラウンルーイ 所持している爆弾の数だけ一気に一列に置ける「ラインボム」の能力が使える。 爆弾を誘爆させたり、地形を利用して相手を閉じ込めたり等、使いようによっては強力な能力となる。 ボス戦では移動を省略しつつ縦横に攻撃できるため非常に優秀。 プロフェッサー・バグラー 悪の天才科学者。 『'94』および『ぱにボンW』でボンバーマンに敗れたが、今度は凶悪ボンバー5人衆を蘇らせ、宇宙征服の手始めにボンバー星雲の5つの惑星を支配した。 ちなみに凶悪ボンバー5人衆を造った張本人でもある(つまりボンバーマンの生みの親)。 動きが止まった後にバリアを張ってボヨヨンボムを4個放出。ただし本作のボヨヨンボムはプルプル度が下がっていてそこまで激しく動かない。 ダメージを受けるとメガドンを出してくる。 プラズマボンバー 凶悪ボンバー5人衆のリーダー格。今回5人衆は登場すると即座に専用メカに乗り込んでしまうので当人との直接対決はできない。 バグラーの手によって蘇り、ユキユキスターを支配する。 ボス戦では明らかにミスマッチなフリーザービューナスに乗り込み戦いを挑んでくる。 前作の和解できそうな感じはなかったことになってしまった。 マグネットボンバー 凶悪ボンバー5人衆の1人。 バグラーの手によって蘇り、モリモリスターを支配する。 ボス戦ではバケロンに乗り込み戦いを挑んでくる。 ゴーレムボンバー 凶悪ボンバー5人衆の1人。 バグラーの手によって蘇り、アチアチスターを支配する。 ボス戦ではドッカーンに乗り込み戦いを挑んでくる。 プリティボンバー 凶悪ボンバー5人衆の紅一点。 彼女は『スパボン2』から生き延びて『ぱにボンW』等にも登場していたが、他の4人と共にバグラーの手によって蘇りブクブクスターを支配する。 ボス戦ではガメプクに乗り込み戦いを挑んでくる。 バトルゲームではフランス代表として参戦。ストーリーモードとグラフィックがやや違っている。 またパスワード入力画面での成功時や本作の漫画版では正体であるハニーの素顔を見せてくれる。 ブレインボンバー 凶悪ボンバー5人衆の1人。 バグラーの手によって蘇り、サラサラスターを支配する。 ボス戦ではポンチョーズに乗り込み戦いを挑んでくる。 バケロン ステージ1のボスでマグネットボンバーが乗り込む化けキツネ型メカ。 飛ばしてくる葉っぱに当たると、ボンバーマンはウサギになって爆弾が出せず、 ルーイはカメになって鈍足になるうえ能力も発揮できなくなり、爆弾はボーナスアイテムのリンゴに変わってしまう。 人魂の姿になるとスピードがアップし、小さな人魂を四方に飛ばしたり高速で突っ込んできたりするようになる。 ドッカーン ステージ2のボスでゴーレムボンバーが乗り込む火山型メカ。 炎の腕を振り回しながら移動。炎の弾や火山弾を飛ばして攻撃するほか、 両腕を画面端に飛ばして、画面を揺らしてボンバーマンを動けなくする。 ガメプク ステージ3のボスでプリティボンバーが乗り込むカメ型メカ。 加湿器のような身体から水蒸気を放って攻撃。放水攻撃で爆弾を押し流してしまう。 移動してないときは顔を出すのでそこがねらい目。 ポンチョーズ ステージ4のボスでブレインボンバーが乗り込むサボテン型メカ。 トゲトゲとチクチクのコンビで、帽子やトゲを飛ばして攻撃してくる。 トゲトゲを先に倒すとチクチクが帽子と攻撃パターンを継ぐ。同時攻撃するときもある。 フリーザービューナス ステージ5のボスでプラズマボンバーが乗り込む王女型メカ。 見た目は可愛いが徐々に恐ろしい顔に変化。竜巻や氷の結晶で攻撃し、たまにザコを放ってくる。 メカの強さはともかく、なぜ硬派なプラズマボンバーにこれが割り当てられたのかは不明である。 ガッタイダー 凶悪ボンバー5人衆が合体した巨大ロボット。名前からして元ネタはこれと思われる。 バグラーが搭乗し、5人衆にちなんだ様々な攻撃を繰り出してくる。 ビーダマンとして商品化されており、更にこのガッタイダーを模したアーマーがビーダマン側のストーリーの爆外伝においてオリジナルロボのボンバーアーマーとして登場している。 ノーマルゲームのステージ一覧 ステージ1 モリモリスター ジャングルに覆われた緑の惑星。 ボンバーマンやザコが隠れて見えなくなるジャングルが厄介だが、序盤なので敵もまだまだ弱くエリア数も少ない。 ボスはバケロン。 ステージ2 アチアチスター 活火山があちこちにある炎の惑星。 エリア内にある火山はたまに噴火し、ランダムに火山弾をいくつか落とす。 トロッコのレールが敷かれている場合もあり、トロッコに乗るとレール上のソフトブロックやザコ等を全て破壊して進んでいく。上下がループ通路で繋がっている事もある。 ボスはドッカーン。 ステージ3 ブクブクスター 一面が海に覆われた水の惑星。 この辺りから攻撃的なザコが増えていく。 水流の間に入ると渦の回転方向に吹き飛ばされてしまう。 またシーバルーンが墨を吐いて画面を暗くしてしまうので、真っ先に倒しておきたい。 ただ、砂に潜って時間を稼いできたりするので、コアメカを破壊して先に進むことも考えておくこと。 ボスはガメプク。 ステージ4 サラサラスター エジプト風の砂漠が広がる砂漠の惑星。 細い通路が多く、蟻地獄でワープしないと行けない場所もある。 ピラミッドから出てくるニョロリンという蛇や流砂といった厄介なトラップや、ファラーやスパイダー等の油断のならない敵も多く登場する。 ワープゾーンとなる蟻地獄から出たときは無敵なのでそれも利用して戦おう。 ボスはポンチョーズ。 ステージ5 ユキユキスター 雪と氷で覆われた極寒の惑星。 『スパボン2』にもあった割れる床が再登場。中の爆弾が最大火力になるかまくらや下のソフトブロックが壊れると転がりだす雪玉もある。 アイスタワーは炎を当てると4つに分裂するので注意。 ボスはフリーザービューナス。 ステージ6 バグラーシップ バグラーの本拠地で本作のラストステージ。 エリアをクリアしても途中で出る事が出来ず、バグラーのいる最終エリアまで突き進む事となる。そのため、ここでゲームオーバーになると、バクラーシップを最初から攻略し直すことに。 電流に当たるとミスになる警備システム、炎を当てると爆発するボムボックスや打ち上げられるミサイル、『ボンバーマンシリーズ』でお馴染みのベルトコンベアといった厄介な仕掛けが登場。 またザコも手ごわいものが多いので、1体ずつ確実に倒していきたい。 ボスはプロフェッサー・バグラーとガッタイダー。 バトルゲーム お馴染みの対戦モード。 今回から最大5人で対戦出来るようになっており、5Pはステージ中央からのスタートとなる。 またルールを細かく設定出来るようになり、お馴染みのシングルマッチか2チームに分かれて対戦するタッグマッチかを選べるようになっている。 COMの強さは最大3だが、パスワードを入力すると最強の4を選ぶ事が出来る。 今回でシリーズでお馴染みの「みそボン(みそっかすボンバー)」システムが初登場。 やられて退場しても、プレッシャーブロックが出現するまで場外から爆弾を投げ入れてちょっかいが出せるようになる。 みそボンをONにしておけば、もし序盤でやられてもしばらく退屈せずに済む。 バトルに勝利すると「PKボンバー」に挑戦出来る。 サッカーゴールの前にいるルーイがアイテムを持って並び、アイテムを伏せて高速で入れ替わる。その後狙うルーイを選んでボールを蹴り、ルーイが持っていたアイテムを次のバトルで使えるようになる。一番良いアイテムは一度爆風にやられても無敵時間つきで続けられるハート。ハズレアイテムは移動速度を一段階下げるゲタ。 本作の製作総指揮を手掛けた藤原茂樹氏曰く、発売当時のJリーグブームを反映させたとのこと。 バトルモードでは「ワールドボンバー」と呼ばれる世界各国のボンバーマンが登場。 好きなキャラを選んでバトルが出来るが、キャラ毎に能力の違いはなく、同じキャラを複数のプレイヤーが選ぶ事も可能。 COMが操作を担当する際に多少の個性が出る。 本作のみの仕様として、退場前の火力次第でみそボン時の火力もアップする他、誰かが退場した際に放出されるそれまでの取得アイテムが一部のみとなっている。例えばルーイの卵については、卵またはルーイが画面に合計二つ存在する間はソフトブロックが壊されても卵が出現しない仕様。 前作と比較して処理落ちしやすい上にドットや動きが荒く小さいためテンポが悪い他、ルーイのアドバンテージが非常に大きいのにそれが全員に行き渡らないという仕様は残念な点である。 ワールドボンバー紹介 ボンバーマン 日本代表。 お馴染み我らが主人公。 ボンバーキッド アメリカ代表。 ガンマン風のボンバーマン。『ぱにボンW』のボンガンマンとは別人。 コミックボンボンで連載されていた佐藤元氏の漫画『みなさ〜んボンバーマンですよ』においては主人公であり、札幌出身でズーズー弁となっており、バグラーと因縁があった。 CPU時の速攻的なプレイが印象的。 メタルボンバー イギリス代表。 ハードロッカー風のボンバーマン。『ぱにボンW』に同名のキャラがいるが同一人物かは不明。 CPU時の攻撃的なプレイが印象的。 プリティボンバー フランス代表。 何故かワールドボンバーになっているのかは不明。あと、ハニーってカウガール志望だからどっちかというとアメリカじゃあ… 基本的に他のワールドボンバーはプレイヤーが担当するボンバーマンの色がそのまま割り当てられるが、 凶悪ボンバー5人衆の紅一点であるプリティーボンバーについてはデフォルトカラーが白黒赤青緑のどれでもないピンクなので、3P(赤担当)が選んだ場合のみピンクとなる。ちなみに、4P(青担当)は同じ凶悪ボンバー5人衆の1人であるマグネットボンバーと同じ青色を、5P(緑担当)は同じ凶悪ボンバー5人衆のリーダー格であるプラズマボンバーと同じ緑色をベースとしている模様。 CPU時の少し動かないプレイが印象的。 ボンバーウッホ ケニア代表。 槍を持っている巨漢のボンバーマン。『ぱにボンW』のアニマルボンバーとは別人。 CPU時のとにかくアイテムを取りまくるプレイが印象的。 ボンバーチュン 中国代表。 杖をついた老師風のボンバーマン。『サタボン』に登場するボンバーミヤーギの実兄。 CPU時の守備的なプレイが印象的。 ボンバーコサック ロシア代表。 コサックダンスが好きな小柄なボンバーマン。 CPU時の素早く動くプレイが印象的。 メキシカンボンバー メキシコ代表。 レゲエが好きな長身のボンバーマン。『ぱにボンW』のラスタボンバーとの関係は不明。 CPU時の余り動かないプレイが印象的。 ステージ紹介 基本10ステージ。ハドソン製の連射パッドを使えば2つの隠しステージが出現する。もちろん頑張れば自力での連射も可。 また3種類の隠しパスワード「4622」「1616」「3194」を使うと、トラップやブロックの配置が違う裏バトルステージが選べるようになり、いつもと違ったバトルを楽しむ事が出来る。 裏バトルステージは基本ステージにそれぞれ3つ用意されている。基本グループを含めて全4グループあり、全42ステージ(10x4+2)が遊べる。 ステージ1 オナジミサン お馴染みの対戦ステージ。お馴染みさん。 裏ステージでは全員フルパワー&ソフトブロック無しになったり、プレイヤーが中央に集中した状態でスタートしたり、ルーイが出現しなくなったりする。 ステージ2 クルクルキャンディ お菓子に囲まれたステージ。 フルファイアーなど強力なアイテムが出現する。 爆風をも遮るキャンディ型の回転ドアが登場。ループ通路あり。 裏ステージでは回転ドアの位置とループ通路の数が変化し、ハードブロックの並びでエリアが狭くなる。 ステージ3 ブクブクボン ブクブクスターをベースにしたステージ。 水流の他、乗るとジャンプする噴水が登場。ループ通路あり。 裏ステージでは水流と噴水の位置と数、ループ通路の数が変化する。 ステージ4 コロコロドカン バグラーシップをベースにしたステージ。 乗ったボンバーマンや爆弾が落ちる落とし穴が登場。落ちた物体は別の落とし穴から出てくる。 この落とし穴にボヨヨンボムを次々と投下するとかなり危険な事になる。 裏ステージではベルトコンベアが登場。グループによっては落とし穴が登場しない事も。ステージ名にもなってるのに… ステージ5 ツルツルボン ユキユキスターをベースにしたステージ。 ノーマルモードに登場した割れる床、かまくら、雪玉が登場。COMはよく割れる床とソフトブロックの間に閉じ込められて身動き取れなくなる。 裏ステージではトラップ数が変化。ループ通路が出現する事もある。 ステージ6 マガッテボン 夜の都会のステージ。 アイテムとしてボムキックが多数出現する。 キックした爆弾の進行方向が変わる矢印床が登場。今回は向きが変わる矢印床も登場している。ループ通路あり。 裏ステージでは矢印床の位置やループ通路の数が変化する。 ステージ7 サラサラワープ サラサラスターをベースにしたステージ。 流砂と蟻地獄の他、上下左右にランダムに動く巨大な石が登場。石に巻き込まれるとミスになる。 石は必ず中央にあるので5Pは不利のように思えるが、石はソフトブロックも破壊してくれるので、アイテム集めに適した場所だったりする。 裏ステージではトラップの位置が変化。 ステージ8 ゴーゴートロッコ アチアチスターをベースにしたステージ。 体当たりで攻撃出来るトロッコが登場。乗り場は5Pの近くにあるので、5Pがかなり有利なステージでもある。 トロッコは進路上のソフトブロックを破壊できるが、中に入っていたアイテムが消失してしまうので展開がジリ貧になりやすい。 裏ステージではトロッコのレールの位置が変化。また進路を切り替えられるスイッチも登場する。 スイッチ次第で無限ループが起こるグループもある。 ステージ9 シーソーパーク 遊園地のステージ。 片方に乗っている物を飛ばせるシーソーが登場。このシーソーを使って爆弾や相手を遠くへ飛ばす事が出来る。 裏ステージではシーソーの位置が変化し、矢印床も登場する。 ステージ10 ジャングルトンネル モリモリスターをベースにしたステージ。 ファイアーアップは出現せず、中の爆弾が最大火力になるジャングルが登場。上下にループ通路あり。 裏ステージではジャングルの位置が変化し、3194バージョンでは半分くらいがジャングルに。 ステージ11 ボムボックス 隠しステージの1つ。宇宙ステーションのステージ。 炎を当てると大爆発するボムボックスが登場。ステージ2にあった回転ドアも再登場している。 ステージ12 ガタガタブロック 隠しステージの1つ。雲の中のステージ。 裏側から爆風を当てると矢印の方向に進むガタガタブロックが登場。 外側と内側がガタガタブロックで区切られており、ブロックに潰されるとミスになる。 ちなみに誰かがミスすると、ハードブロックである風船に笑われる。 余談 1996年頃、『天才てれびくん』の金曜生放送としてやっていた『クイズ電脳ウォーズQ』のミニゲームの幾つかに本作のBGMが使用されてた。 例 シャッフルQのBGMに対戦モードの曲(正解に色を付けた映像ではアチアチスターの曲)を使用、文字の迷宮ではサラサラスターの曲を使用。 追記・修正は、ワールドボンバーにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] プリティがフリーザービューナス似合いそうなのにガメプクって。まあ前作もあれだったけど。 -- 名無しさん (2019-10-07 22 35 05) 最近のスパボンラッシュいいね -- 名無しさん (2019-10-07 22 37 06) ワールドボンバーはキャラによって行動パターン変わるんだっけ。キッドはボムキック連発、メタルはドリブルのようにボムキック、プリティは開始しばらくは動かず投げキッス、ウッホはアイテム集めまくる。あとの3人は覚えてない。 -- 名無しさん (2019-10-07 22 51 33) モリモリスターの妙に脱力感のあるBGM好き -- 名無しさん (2019-10-07 23 13 17) ワールドボンバーの名前は何かの企画の名前募集で決まってたような。 -- 名無しさん (2019-10-07 23 20 03) 個人的には1や2のような作風のほうが好きだったが、本作が今後のボンバーマンシリーズの方向性を決める大きなきっかけとなった、その功績は否定できないと自分でも思う。 -- 名無しさん (2019-10-07 23 34 13) バグラーがボンバーマンにおけるクッパやデデデのポジションなのかと思った作品だった -- 名無しさん (2019-10-08 00 13 11) ルーイ君嫌いじゃないんだけどストーリーだとピンク一番人気で次いでブラウンな感じだから、不人気なルーイ君はタマゴが出たら燃やされる運命に・・・。 -- 名無しさん (2019-10-08 00 29 28) うまく言えないが1、2はメカメカしいというかスタイリッシュというかみたいな印象だったけど、3以降はボイスついたのもあってコミカルというか明るくかわいい感じの雰囲気になったと思う。どっちも良いんだけどね。 -- 名無しさん (2019-10-08 00 58 29) 天才テレビくんでBGM使われていたの懐かしい。ボンバーマンで数少ない単独でサントラ発売され今やプレミア価格サントラの1作 -- 名無し (2019-10-08 01 09 33) ↑から3番目 コサックボンバーは待機モーションも常に動いていたなぁ。そして従来のボンバーマンはルーイ搭乗時に放置するとボンバーマンが驚いているような表情を見せる -- 名無しさん (2019-10-08 05 53 48) 3の作曲者がどっかのサイトでバトルとかのBGMのアレンジを掲載してたような… -- 名無しさん (2019-10-08 10 37 59) 対戦だと場所にもよるがイエロールーイはリアルファイトに発展しかねないほど凶悪 -- 名無しさん (2019-10-08 19 28 47) クリア後に出てきた脳みそが怖かったな… -- 名無しさん (2019-10-08 21 00 09) 「初期ステージで強化してから後半のステージを攻略するぞー」→バグラーシップ出現→「」 -- 名無しさん (2019-10-08 23 03 52) 主人公を背中に乗せる、タマゴの色が白ベースに緑の模様、基本カラーが緑とどこぞのスーパードラゴンと似通った要素が多いルーイ -- 名無しさん (2019-10-09 20 33 11) ぶっちゃけいきなりロボットに乗ってしまう5人衆に復活した意味があったのかと -- 名無しさん (2019-10-10 10 30 39) ↑ ガッタイダーになっただろ!あとプリティーボンバーは小学生の俺が初めt(ry -- 名無しさん (2019-10-10 10 53 39) ワールドボンバーズはCPUだとキャラごとに動きに違いが出てたような気がする。メキシカンボンバーはあまり動き回るほうじゃなかったような記憶 -- 名無しさん (2019-10-16 11 31 17) 確か平成教育委員会でもバトルの時のBGMが使われてたな -- 名無しさん (2019-10-16 12 48 13) バグラーについて、ぱにボンWだけでなくAC・PCE版ぱにボンでもそれぞれ戦っていたというのが1つ、それまで「丸みのある黒づくめ」だったり「一回り大きいボンバーマン」だったりした容姿がここで今やおなじみのものになった(しかし何故だろう? ともかくこれ以降、スパボンRでリファインされるまでこの姿が基本であり続けたのは確か)というのが1つ。 ↑4 同じことを2度続けてやる意味がない、というのはあるかもしれない。4・5では敵が新キャラで、直接バトルが行われたし。 -- 名無しさん (2019-10-18 01 15 44) 確かPCEが衰退し後継作もないから、93の製作陣が合流した今の仕様になったていう話だったかなあ。今でもガワ変えただけで喜ばれそうな名作だけにまた復権して欲しいぜ -- 名無しさん (2021-01-09 09 40 34) プラズマボンバーは多分バグラーに記憶でも消されたんだろうな…(和解がなしになったの) -- 名無しさん (2021-01-09 14 23 20) 名前 コメント
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スーパーボンバーマン 【すーぱーぼんばーまん】 ジャンル アクション 対応機種 スーパーファミコン メディア 4MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 プロデュースハドソン 発売日 1993年4月28日 価格 7,800円 判定 良作 ポイント ボンバーマンシリーズにおける一つの金字塔対戦モードは新アイテムでかなり白熱するストーリーモードは難易度低め ボンバーマンシリーズリンク ストーリー 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ストーリー ボンバーマンが住むピースタウンから遥か北にある近代都市・ダイヤモンドシティ。 そこでは悪の権力者カラット・ダイヤモンドと科学者Dr.ムックがロボット達を改造して、ロボットトーナメントというバトル大会を開催していた。 ボンバーマンの高い戦闘力に目をつけたダイヤモンドは、メカボンバーマンを造り、ボンバーマンを捕まえるためピースタウンに向かった。 その計画を知った黒ボンバーマン(黒ボン)は単身立ち向かうが、メカボンバーマンに負け、ブラックボンバーマン城を奪われてしまった。 なんとか白ボンバーマン(白ボン)のもとに逃げ込んだ黒ボンはカラットの野望を打ち明ける。 そして、遂にかつては敵同士だった二人が、打倒ダイアモンドのために一致団結する時がきた!! 概要 SFCで展開された『スーパーボンバーマン』シリーズの第1作にして、SFCで初めて発売されたボンバーマン。後にシリーズ化して『5』まで続いている。 選べるモードはいわゆるストーリーモードである「ノーマルゲーム」と、CPU戦や対人戦ができる「バトルモード」の2種。 ノーマルゲームは全6ワールドで、1ワールドは7面+ボス戦1面という構成になっている。 時間制限のと残機のシステムが他作品と異なっている。 中央に時計があり、そこから画面端まで14個の目盛りが1P、2Pそれぞれに付いている。時間の経過で針が時計回り動き、8カウントで1周。1週すると目盛りが1個黒くなる。全ての目盛りが黒くなるとアラームが鳴り出し、そこから一定時間が経つと時間切れで1ミスとなってしまう。 後述するが目盛り1つが黒くなるまでの実時間はステージによって異なる。 シリーズでは珍しく、やられてもその場で復活する。 残機は初期が5。片方が復活や途中参加する場合は片方のプレイヤーの残機の半分をもらって参加する。また端数は切り捨てとなっているので、例として白ボンバーマンの残機が5の時に黒ボンバーマンが復活すると、お互いの残機が2となるので、偶数の時に復活すると損切りになりにくい。 バトルモードは全12ステージ。新たにCPUの強さを10段階から設定できるようになった。ステージは仕掛けがない通常ステージのほか、ステージの内側から接近状態で開始、空から爆弾が降ってくる、大量のアイテムがステージに設置等、 バリエーション豊富。 SFC処女作かつ、サクサク重視の影響か対戦にもかかわらず、リモコンやフルファイヤーといった、ハチャメチャ感が強いものになっている。 「貫通ボム」「フルファイアー」「ドクロ」といった後のシリーズで定番となるアイテムが初登場した。 ただし貫通ボムはノーマルモードのみ。 後のシリーズでは乗り物の能力になる「ボムパンチ(ボムパント)(*1)」が使えるアイテム「パワーグラブ(*2)」も登場。 今作では、ブロックからだけでなく、敵を倒してもアイテムが出現することがある。 評価点 ハードの性能を活かした綺麗な立体調の色鮮やかなグラフィック。PCEシリーズとは異なる路線に進化した(*3)。 ノーマルゲームで2人同時プレイが可能に。対戦だけでなく協力もできるようになった。 2Pは黒ボンを操作。PCEシリーズでは敵だった黒ボンとの共闘という地味に熱い演出。 ノーマルゲームで1ステージに出てくるアイテムが増えた。そのため、パワーアップややられた際の立ち直りがスムーズになり、テンポが向上した。 ステージによってはリモコンや壁通過といった強力なアイテムがあるので、どのステージに出るかも覚えておくことも大事。 ノーマルゲームの面数は実質的前作『ボンバーマン 93』より減った上に1画面になってしまったものの、敵がより手強くなったため、やり応えは変わらないどころか上昇した。 特に一部の雑魚敵やボスは爆風を当てただけではダメージを与えられないことも。初見では苦戦必至。 敵がどのように手強くなったかは、下の難点の項目に記載する。 おなじみの隠し要素。 特定の行動をとるなど条件を満たすと高スコアアイテムなどが出現したり、特定のパスワードによって様々な特典を得られる。 条件自体も簡単なものから難しいものまで色々。例としてポーズをかけるだけ、出口に爆風を当てるだけで出現すれば、そのポーズを暫くかけたり出口の上で暫く待つことで出現するものや、出口・無敵スーツ・壁通過を出すことが条件、残機0の時といったものまで様々。 隠しアイテムの内容も様々であるが、得点が999990点増えるケーキや残機が一気に最大9まで増える消火器といったアイテムはインパクト抜群ではなかろうか? 爽快感のあるノーマルゲーム。 今作のノーマルモードは開始直後・復活後に約10秒の無敵時間があるため、やられにくい。これを利用してボムを連続爆破すれば、雑魚敵はおろかボスであってもこれだけで倒せてしまうことも。 キックやパンチで飛ばしたボムを敵にぶつけるとダメージを与えられるため、遠距離から安全に攻められる。流石にボスは無理だが、ラスボスはパンチによるボム当ては有効。 しかもスコアは倍々で増えていくので、エクステンドも狙える。また、アイテムを十分に集めてから行なえば、敵を瞬殺してどんどん先に進めていける。 バトルモードの出来はさらに良くなった。本作のバトルモードを支持するファンは多い。 ステージと登場アイテムのバリエーションが一気に増えた。後のシリーズには無いような奇抜な構造のステージが多いのもポイント。 ソフトブロックが復活するうえにボムを撤去するマシンが登場する「ゾンビフラワー」、ジャンプ中の制御が一切きかない「ボヨヨンジャンプ」など(*4)。 ボムをブロックの向こうに飛ばせるパワーグラブの存在は大きく、これによりバトルモードの戦略が膨らんだ。 移動速度が上がる「ローラーシューズ」がバトルモードで初登場。これにより、ボムを素早く沢山置くなど速度を生かした戦法を取れるようになり、ゲーム自体のスピードも上がった。 制限時間は2分固定。 BGMは『ボンバーマン (PCE)』のアレンジやピアノ調のおしゃれな曲など、バラエティ豊かな構成となっている。中でもボス戦の曲の評価は高い。 賛否両論点 ノーマルゲームの難易度について。 評価点のとおり、今作のノーマルモードは開始直後・ハートを含む復活後に約10秒の無敵時間があるのですぐにはやられにくい。そのため初心者でもやられにくく中級者以上となれば爆弾を連続爆破することで開幕直後から雑魚敵やボスも剥ぎ払える。キックやパンチによるボム当て倒すことによるでスコアは倍々システムにより爽快感重視のゲームバランスになっている。サクサクとステージ進行する光景は圧巻であろう。 しかし、無敵時間10秒というのはかなり長く、ボムを連続爆破して敵に突撃する作戦や、キックやパンチで攻撃する戦法が多用できてしまう。爆破しすぎてアイテムを燃やす。うっかり出口を爆破して敵を復活させてしまうといったリスクはあるが、それでも惨滅するリターンのほうが大きするためステージ道中が消化試合と化してヌルゲーとなりがちである。 これら難易度調整のためなのか、歴代のシリーズの中でも特に固い敵が多い。 雑魚敵は序盤から体力2~3の敵が登場する上に、後半ステージに登場するメタルプロペンは体力5、ヨロイズは体力8と、ボス並みの体力を誇る。しかも、ヨロイズに至っては盾でボムの爆風を防いでしまう。ボスも前半ステージに登場するものは体力がかなり高い。ピエルマスクに至っては体力が18もある。後半ステージのボスはそれほど体力が高くないが、その分攻撃が激しくなる。 体力以外でも、壁抜けをしたり、プレイヤーを追ってくる敵がやや多い。特にキンカルは高速で壁を抜けながらプレイヤーを追ってくるので、無敵時間内で倒せないと面倒なことになる。爽快感重視のためゲームバランスはあまり良くないはやむ無し。とはいえ、ストレス無くサクサク進めるのとアイテムを集めると楽になる爽快感は幸いにも受け入れられているため、ゲームとしては成功しているといえよう。 実はバトルモードは途中参加が可能。 対戦設定でOFF(不参加)にしてもOFFにしたプレイヤーのコントローラーのボタンを押せば途中参加できるのだが、説明書には未記載(攻略本にてその存在が明らかになった)。フェアなバトルをしたければリセットすればいいだけのことではあるが。 この仕様は今作のみとなっている。 問題点 対戦は最大4人までとなっており、PCEシリーズより1人少ない。 リモコンと貫通ボムが併用できる。その性能はあまりにも凶悪で、ステージクリアが数秒で可能になるほど。 後のシリーズでは併用不可になった。 リモコンが登場するバトルステージがある(*5)。リモコンを得たプレイヤーは当然ながら無双に近い状態になる。 後のシリーズでは『スパボン5』のコンフィグモードでしか登場しなくなった。 + ラスボスについて ラスボスの体力は5で、先述の雑魚敵であるメタルプロペン程度しかない。しかしこのボスは、パンチで飛ばしたボムでしかダメージを与えられない。そのためパワーグラブ未所持だったり一度やられるとボスがばらまくアイテムからパワーグラブが出るまで粘らなければならない(*6)。 ノーマルゲームの時間制限は先述でも挙げたように体力の高い敵が多いことも相まってシビア。しかもステージが進むと制限時間が短縮されるため、時計の針の回る速度が速い。 ワールド1だと目盛りが10秒ほどで1つ黒くなるので大体、140秒くらい(約2分30秒)だが、ワールド6では8秒ほどで1つ黒くなるため約112秒(約1分52秒)となる。 ただしワールド5以外のボス戦は例外で17秒ほどで1メモリと、比較的時間の余裕がある。 この仕様で初心者向けにもかかわらず、ノーミス突破が運絡みになりやすくなったのがワールド5。このワールドはステージ1が始まってから制限時間がリセットされず、ぶっ通しでボスのステージ8クリアまで進む。ブロックがないステージで敵との1対1が続くという構成なので、1ステージにかかる時間は短いがそれでも大変。 それだけでなく、このワールド5をやった多くの人が思うのが「気がついたら時間があっという間に無くなっている」ということである。 それもそのはず。このワールドはメモリが1つ当たりたった約6秒ほどという尋常でない早さで黒くなるからである。その制限時間、なんと約84秒(約1分24秒)しかない。そのうえボス含む敵全てが約6秒もの無敵時間を開始直後に持っているため、実質的に戦える時間は36秒……と思いきや、敵を倒した時に歓声が上がるので、そこで更に約2秒も時間を取られるので実質に22秒。あまりにも時間が足りない。なので、初戦は無敵時間でごり押しで倒し、以降は敵が出現する場所にボムを置いて封殺して押しきるつもりでないと時間切れによるミスは必至。 一応、一定時間ごとにランダムにアイテムが出現する。中には、黒目盛りが全てリセットされる「タイム」が出てくることがあり、救済措置になっているのだが、必ずしも出現するとは限らないので、ノーミスクリアには運が絡む。一応、上記のように速攻で倒しきれば「タイム」無しでも突破は可能だが、それでも白目盛りが3つ残るかどうかのシビアさ。 なぜか1Pと2Pで時間は別々に数えられているため、制限時間が回復するアイテム「タイム」の奪い合いとなってしまう。 反面、復活直後の無敵時間が長い点は、救済措置として非常に効果的に機能している。 「不発弾」の存在。 置いた爆弾の火がランダムで消えてしまう。時間が経つと再点火するものの、開始直後の爆弾が1個しか置けない状態で不発弾が出ると事実上何もできなくなり、大幅なタイムロスになる。 不発弾は誘爆するため、爆弾が2個以上置けるようになれば大した問題にならないが、ただテンポが悪くなるだけの無意味な要素である。なお後のシリーズには登場しない。 ステレオ/モノラル切り替えが困難。 本作にはシリーズでは珍しくサウンドテストがあり(*7)、ステレオ/モノラル切り替えもここで行うのだが、これを出す条件がなんとタイトル画面で5PのRボタンを押すこと。つまりマルチタップが必須。 バトルモードのステージ「ボヨヨンジャンプ」のギミックについて。 ステージ内に設置されたトランポリンに乗ると画面外に大ジャンプして一定時間後に地面に落ちるというものだが、この滞空時間中はどういう訳かポーズの影響を受けない(ポーズをかけていてもお構いなしに地面に落ちる)。着地点に爆風が伸びていようものならポーズを解除した瞬間に焼死する。 CPU戦ならともかく、対人戦ではまず間違いなくリアルファイトの原因となるのでこのステージでのポーズは出来るだけ控えたほうがよい。 ボス・ピエルマスク(*8)。 パッケージにもいる、巨大な顔だけのピエロだが、眉や口がやたら動く。他のボスのようにメカっぽさがまるで無い分、 かえって気持ち悪い 。ダメージを与えると大口を開けた泣き顔で追ってくる。はっきり言って 怖い 。 総評 SFC進出作として様々な面でパワーアップしたボンバーマン。まだまだゲームとしての粗も見られるが、後のシリーズで洗練されていく。 余談 パワーグラブは実は十字ボタンの入力方向によって正面以外にもボムを飛ばせる。 正確には入力判定のゆるさで、「パンチ後に別方向に動きたいのでパンチ中から十字ボタンを押していたら、ボムがその方向に飛んでしまった」という事態になりやすいということである。ただしこれを利用するプレイヤーもいる(*9)。 ボムパンチ自体は後のシリーズにも登場するが、飛ばす方向を変えられるのは本作のみ。 海外版では3面に登場するモグラの敵「モグチャン」が茶色から緑色に変更され、グラフィックも僅かに書き換えられている。黒人差別に対する規制であると思われる。 パスワード入力画面で「5656」と入力すると、ボンバーマンが小さくなる裏技がテレビ朝日のバラエティ番組『ナニコレ珍百景』(2019年8月25日放送)で紹介されたことがある。 ネットで検索しても出てこない情報として紹介されていたが、実際は発売当時から有名な裏技でネットで検索してもいくらでも出て来る情報である。 放送当時パスワード入力画面には何故かモザイクがかけられていた。
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード謎旅行 -パソコン通信探偵団事件ノート4- 内容紹介(青い鳥文庫の本の紹介ページより) 東北の夢野市に、美人のボス・ネロ抜きで、ボクたち5人の電子探偵団は3泊4日のミステリー合宿にでかけた。この町はザシキワラシやカッパが出ることで有名だったり、謎とき攻めにあう「五つの謎の館」があったりで、ミステリアスな町なんだ。この合宿で団員の親ぼくは深まったけど、ど~もボクとみずきの仲がぎくしゃくしちゃって……?(マコト談) 発行年月日 1997/12/15 ページ数 290ページ ISBN ISBN10 4061484737 ISBN13 978-4061484733 前の作品へ | 次の作品へ
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作品一覧へ 基本データ 収録本 パスワード魔法都市 -パソコン通信探偵団事件ノート10- 発行年月日 2001/08/24 ページ数 334ページ ISBN ISBN10 4061485660 ISBN13 978-4061485662 前の作品へ | 次の作品へ